曲 紹 介
 御霊太鼓 <<ごりょうだいこ>>  保存継承曲  1737.吉日
発祥は現在も続けられている『御霊会(ごりょうえ)』御霊大祭にあります。
この曲は、天下の逆臣「明智光秀」の霊を慰める為に1737年[元文2年]に常照寺で打ちならされたのが始まりと言い伝えられています。当会の創設者達も、祭を通じて先輩方より教わりました。地方と天方に分かれて櫓(やぐら)太鼓を打ち込む曲で、この勇壮な響きを保存継承していくことを第一に考えて活動しています。当会の代表演目であり、最も歴史を持った曲です。
 音名瀬 <<おとなせ>>  創作曲   作曲者 芦田 直也[メンバー]  1996.6
地元の福知山市には一級河川『由良川』が流れています。過去に幾度も反乱して人々を苦しめた川ですが、流域に暮らす人々にとって命を育む大切な川でもあります。活動拠点である御霊神社の近くには音名瀬橋(おとなせばし)が架かり、毎日数多くの人々が由良川を眺めながら行き交います。この由良川の流れをイメージし、序幕は雨音や渓流を想わせる締め太鼓の音色に始まり、徐々に流れが本流となる様を二尺を越える大太鼓や伏せ太鼓で表現しています。保存会結成後初めての創作曲であり、現在も成長し続けるアレンジ性の高い曲です。
 豊穣 <<ほうじょう>>  創作曲   作曲者 芦田 直也[メンバー]  1997.5
人々は、昔から五穀豊穣を願い作物を生きる糧として作り続けてきました。雨の日も、風の日も、そして猛暑が続く日も、数々の手を掛けながら作物が育っていく。季節の移り変わりを伏せ太鼓や桶胴太鼓、獅子舞でお祭りに見立てて収穫の喜びや大自然への感謝の気持ちを込め、楽しみもある曲として全メンバーで構成された最長曲です。獅子舞の息の合った舞が見物です。
 鼓魂 <<こだま>>  創作曲   作曲者 芦田 直也 [メンバー]  2000.6
数ある太鼓の中で最も小さい締め太鼓を用いた繊細な短曲。五人の打ち手が調和をとりつつ、個々の太鼓音をテンポ良く主張する。揃い、流れ、弾ける音に想いを込め、まさに『魂』が宿った曲に仕上がっています。
 弾 <<だん>>  創作曲   作曲者 芦田 直也[メンバー]  2000.6
爽快な締め太鼓のリズムに乗って櫓(やぐら)大太鼓と伏せ太鼓に打ち込んでいく。非常に威勢の良いパワフルな響きがあり、鐘の音色も心地よいアクセントを加えています。まるで戦の出陣を思わせるような『勢い』を体感することができる曲です。
 獅子舞 <<ししまい>>  オリジナル [メンバー]  1998.5
福知山市牧の団体が保存継承されている獅子の舞を見学した後、試行錯誤を繰り返しながら年代物の「雄獅子・雌獅子の一対」を隣接する水天宮(すいてんぐう)神社より借り受けてプロデュースしました。